愛犬に尿路疾患(シュウ酸カルシウム)があるのですが、与えても大丈夫ですか?

医療_犬

ご不安な場合は、社内に獣医師や栄養士がおりますので、お客様サポートよりご相談ください。

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対応獣医師:佐藤貴紀

株式会社PETOKOTO取締役獣医師。

東京都獣医師会理事。獣医循環器学会認定医。

【専門】
獣医循環器学会認定医

【所属】
獣医循環器学会
公益社団法人 日本動物病院協会
東京都獣医師会 理事

【著書】
犬の急病対応マニュアル
猫の急病対応マニュアル
犬の悩みなんでも相談室
動物たちのお医者さん

【かかりつけの獣医師にご相談ください】

療法食の指定がない場合には、オススメできるごはんです。

かかりつけ医から療法食の指定がない場合(過去に発症して正常化している場合/尿のpHのみが低い場合等)

栄養の制限はせずに、バランスのとれた総合栄養食を与えていただくことが大切です。
(無理に制限をすることで、本来必要なはずの栄養が摂取できずバランスに偏りが出てしまう可能性があるのでご注意ください。)
そういった意味では、消化性が良く水分量の多いペトコトフーズはオススメです。

※尿のPhの調整が必要な場合には、定期的にチェックを行なってください。万一異常が見られた場合には、ごはんを中断の上かかりつけ医にご相談ください。


療法食の指定がある場合

カルシウムとシュウ酸の制限が必要です。
いずれも一般的なフードに比べて特段多い訳ではありませんが、療法食の基準値を超える量が含まれています。そのため、残念ながらメインのごはんとしての利用はオススメできません。
嗜好性を高める目的として、少量のトッピング程度に利用ください。

その場合、4つのメニューの中でも比較的シュウ酸を含む食材が少ない、ビーフ・ポークがオススメです。(一部メニューに含まれるキャベツや小松菜は、シュウ酸を減らすためボイル後にしっかりと水切りをして調理していますのでご安心ください。)

いずれにせよ、しっかりと食事をとることが重要です。
万一療法食を食べてくれない場合には、療法食のみに絞りきらずにまずはきちんと食べる食事を見つけてあげることも大切です。